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スポーツの秋。頑張るって何?

2 分前
読了時間: 4分

スポーツの秋。


秋

健康のために始めた筋トレで、肋骨にヒビが入りました💦


実は、少し前から予兆はありました。

「なんか痛いなー」

そう思いながらも、トレーニングを続けていました。


今思えば、痛みがあるのだから休めばよかったのに、と思います。

でも、なぜか続けてしまう。

休んだほうがいいと頭では分かっていても、

やめることには、どこか抵抗がありました。


思えば私は昔から、


“何かを始めたら途中でやめてはいけない”

“続けることはよいこと”


そんなふうに思いながら生きてきたように感じます。


頑張ることや努力を続けることは当たり前で、

途中でやめることは我慢が足りないこと。


そんなふうに教えられてきたことも関係しているのかもしれません。


⸻


振り返ってみると、

スポーツをしていた頃から、

頑張ることは当たり前でした。


ウォーミングアップは、

みんなで「頑張ろー! 頑張ろー! ファイト、ファイト!」と声を出すところから始まります。

苦しいときには「頑張れー!」と励まし合い、

監督やコーチからも「そこ、頑張れー!」と声が飛びます。


“頑張ることは、よいこと”

“努力することは、大切なこと”


そんな感覚が、自然と身についていったように思います。


社会に出てからも、それはあまり変わりません。

何かを始めるときも、終えるときも、


「頑張りましょう」


そういえば、「石の上にも三年」という言葉もあります。

何かを長く続けていると「続けて偉かったね」と言われたことがあります。

そうした経験を重ねるうちに、いつの間にか「続けること」そのものに価値を感じるようになっていたのかもしれません。


⸻


もちろん、続けることで得られるものはあります。

努力したからこそ、できるようになることもある。

途中で諦めずに取り組んだからこそ、見えてくるものもある。


一方で、「頑張りすぎないことも大切」と言われます。


無理をしない。

自分を大切にする。

ときには、休むことも必要。


どれも、その通りだと思います。


でも、私は「頑張らないことを頑張る」という言葉を聞くと、

少し不思議な気持ちになります。


頑張らないことを頑張るのなら、

結局、頑張っているということではないのだろうか?


そもそも、頑張るとは何なのだろう?

頑張らないとは、どういうことなのだろう?


考えてみると、意外と難しいものです。


⸻


今回、肋骨にヒビが入ったことで、

自分が思っていた以上に「頑張ること」に慣れていたのだと気づきました。


痛みがあるのだから休めばいい。

頭では分かっていても、

それまで続けてきたことを途中でやめるのは、

思ったほど簡単ではありませんでした。


これまで「続けることはよいこと」と思ってきた人にとって、

途中でやめることは、単に何かを中断するだけではないのかもしれません。


「我慢が足りないのではないか」

「ここでやめたら、今までの努力が無駄になるのではないか」


そんな思いが浮かぶこともあるでしょう。


心理学では、私たちの物事の捉え方や行動には、これまでの経験を通して身につけてきた考え方や信念が影響すると考えられています。


例えば、「頑張ることはよいこと」という考え方も、

それ自体が悪いわけではありません。

その考え方が、自分を支えてくれることもあります。


ただ、ある場面では役に立っていた考え方が、

別の場面では自分を苦しくさせてしまうこともあります。


今回の私の場合は、まさにそうだったのかもしれません。

健康のために始めた筋トレなのに、健康を損なうまで続けてしまったのですから。


大切なのは、

頑張ることが正しいのか、頑張らないことが正しいのか、

ということではないのだと思います。

今の自分にとって、

その頑張り方はどうなのか。

続けることが必要なときもあれば、少し休んだほうがいいときもある。

ときには、やめることを選んでもいい。

そうやって、そのときの自分や状況に合わせて選べることが、

大切なのかもしれません。


カウンセリングって、そうしたそれまでの“あたりまえ”の信念や考え方を

今の私に合わせて変えていくことを考える場所でもあります。


⸻


スポーツの秋。

しばらく筋トレはお休みです。

さて、肋骨が治ったら、今度は何を選ぼうか。

そんなことを考えるのも、楽しみのひとつです。

 

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