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オンラインとカウンセリング …春日井Th.

毎年開催される”開業精神療法研究大会”に参加させていただきました。

今回のテーマは、


「開業精神療法とオンライン・AI:そのメリット・デメリット」


オンラインもAIもこれから避けて通れないツールなので、参加してきました。

オンラインとAIを一緒に語るのは、ちょっと乱暴かな…と思いましたが、

いろいろと考えるきっかけになったので、

オンライン・AIとカウンセリングについて思うことを少し書いてみようと思います。


まず、今回はオンラインカウンセリングについて。

オンラインカウンセリングは、コロナ禍をきっかけに一気に普及しました。


コロナ前にもWi-Fiの普及と共にオンラインカウンセリングへの期待や希望は高まっていました。

それでも、

オンラインカウンセリング

・対面カウンセリングで得られるものとの差

・未知の領域への不安、

・ネットリテラシーへの危惧


などなど、



「オンラインカウンセリングをバンバンやろう!」とはならず、導入にとても慎重だったのです。

かくいう私もやはり「対面でこそのカウンセリング!」と思っていました(笑)


オンラインカウンセリング導入への二の足を踏んでいる間にコロナ禍という、終わりの見えない状況に突入します。

対面カウンセリングをすること自体を避けざるを得なくなり、

慎重な準備なんかしてる余裕はなく、まずはやってみようということになり、

実践。

やってみれば、何を気を付ければいいか、何がメリットで何がデメリットか…

わかってきます。


まずはやってみること、やってみて、そこから改善していくやり方もありだな…と学びました。

私はやってみる前にあれこれ考えるタイプだったので、

コロナ禍の後押しは、不幸中の幸いというか、チャレンジするきっかになったように思います。


「カウンセリングオフィスつむぎ」は、コロナ禍にオープンしています。

コロナ禍で思うように世の中が動かなくなり、仕事のペースもゆっくりになり、時間もできたことで、開業してみようか…とふと思えたのです。

準備にかける時間が十分にあったからでもありますが。


コロナ禍での開業ですから、オンラインについては、当然導入を考えていました。

Zoomの使い方もぎこちない中で、どきどきです。

オンラインって、つながってしまえば何でも話せますが、

つながらないことには、どうにも相手と話せないのです!

これがどうにも不安でした。

電話ではZoomのURLを伝えられないし、メールはすぐに迷惑メールに入るし。。。

便利だけど、昭和から平成・令和をまたがってきた世代には、本当にこのすさまじい展開に脳みそはフル回転なわけです。


オンラインは導入しますが、私の中では、「対面で会うこと」を大事にしていることには変わりません。

いろんな人が対面カウンセリングの意味や意義について語ったり論じたりしているので、なぜ対面がいいかについて、私は論じませんが。。。

やっぱり、直に会って得られる情報量ややりとりできることは、オンラインに勝ることは明らかなのです^^


ということで、オフィスの開業にあたって、できれば初回は対面でお会いしたいこと、対面でしか実施できない心理検査をアセスメントに入れることにしました。


この「できれば」という思いは、クライエントさんも理解していますし、それほど説明をしなくても、頑張って来談していただけます。

もちろん、それが「できない」クライエントさんたちに本領を発揮するのが、オンラインの良いところです。


引越し

海外や地方に在住の方

小さいお子さんを保育中の方

在宅勤務のお昼休みに利用したい方

ひきこもり状態の方

感染症の症状がある方

対人恐怖のある方


などなど・・・


そして、これまでの対面カウンセリングだと、転勤や留学・引越しなどで移動があると、それまでのカウンセリングの頻度を替えないといけなかったり、カウンセリングを中断しなければいけなかったりしていたのですが、そうした環境要因でカウンセリングの継続が妨げられないというのも大きなメリットです。


また、キャンセルの要因をできるだけ減らせるというメリットもあります。

精神分析的心理療法を実施していく中で、キャンセルについての取り扱いや考え方はとても重要な視点になります。

キャンセルは単なるキャンセルではなく、

・心理療法への抵抗

・カウンセラーへの不満や怒り

・自己内省や直面化への抵抗

など、環境要因で起こる致し方のない「キャンセル」と区別をして考えないといけない要因があるのです。


こうした視点も大事なのですが、でも、本当に「家族が病気」だったり、「電車が止まったり遅れ」たり、「急に仕事を依頼され」たり、「前後に会議や出張が入ってしまった」り、することもあるわけです。

あと、寝坊したり失念していたけど、カウンセリング時間には間に合うことも。


カウンセリングに行きたくないということがキャンセルの要因かどうかは、オンラインが実施できる状況でもなおキャンセルしたいと思ったかどうかで、区別しやすくなったな…と思っています。

これは、ちょっと予想外の副産物ですね。

オンラインでも実施してくれると、ちょっとほっとします。


当オフィスは2日以内のキャンセルにはキャンセル料金をいただくので、特に環境要因でのキャンセルには、オンラインという手段でキャンセルせずに実施できることは、とても心強い。

できれば、キャンセル料って形でご料金をいただくのではなく、仕事をしていただきたいですから。


オンラインのメリットはたくさんありますが、それでもオンラインカウンセリングのみでの実施は、私には難しい。。。

対面でのカウンセリングという基本があってこその、オンライン利用を活用したいのであって、対面カウンセリングを超えるものにはなりえないと思っているからです。



だって、会って話したいじゃないですか^^

オフィスで待っているカウンセラーになりたかったのです。








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