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カウンセラーの鯉沼倫子です。

2025年3月からカウンセリングオフィスつむぎの一員になり、早くも5ヶ月目となりました。季節はすっかり夏ですね。

自己紹介も兼ねて、私の夏の思い出とカウンセリングについてお話したいと思います。



夏の思い出を振り返って


高校や大学時代は、多くの人にとって思い出深い時期です。しかしそれは必ずしも楽しいだけではありません。

私は高校大学の7年間、サッカー部でした。

炎天の中、9時から21時まで一日中サッカーをして過ごしていました。

日焼け止めを一日何度塗り直しても、夜になると闇に同化するくらい黒くなっていました。厳しい練習と炎天の影響で食欲はなくなり、夜はほぼ毎日、頭痛と吐き気に悩まされていました。そのためか夏になると、あの頃の苦しさがよみがえり、私はずっと夏が苦手でした。


High angle view of a summer soccer practice field

夏が好きになってきた理由


社会人になって、状況は徐々に変わり始めました。

最初は夏が近付くたびに過去の辛い記憶が蘇り心が重くなりました。

しかし友人から海水浴に誘われたことがきっかけでその印象が変わって来ました。太陽を浴びることや波の音、海風の心地よさ、砂浜の感触が夏の楽しさを教えてくれました。学生時代は美白ブームだったので、海水浴なんてもってのほかて、その楽しさを味わえなかったことが悔やまれます…。いまだに日焼けをすることに抵抗はありますが、海水浴や日光浴の心地よさは格別で、日焼けへの抵抗は年々薄れています。それ以上に太陽と海、砂浜に癒されているのです。


今年の夏もできるだけ出かけて行きたいと思っています。


Eye-level view of a peaceful beach on a sunny day

決まっているイメージを書き換える


夏に対する印象が、過去の炎天下の過酷なトレーニングや日焼けへの罪悪感から、私にとっては「辛い」イメージだったのですが、新しく海水浴の「楽しさ」を味わったことから、その「辛い」イメージが「楽しい」イメージに塗り替えられてきたお話をさせてもらいました。

このように、過去の体験やイメージは確かに変えられない現実ですが、それで固定されてしまっているイメージも「新しい体験」を入れ込んでいくことで、書き換えることが可能だったりします。


カウンセリングでは、こうした過去の思い出を塗りつぶしてしまうわけではなく、大切な作品だったり、思い出として振り返り確認しつつ、そのまま作品として固定させてしまわない作業でもあります。


私自身が今まで作ってきた「私」という作品を理解し、よく見つめた上で、この上にどんな色を重ねようか、どんな景色を付け加えようか、どんな登場人物を入れようか、思い切って今までと違う色や描き方をしてみようか・・・など、そんなことをカウンセラーと話し合いながら、「新しい私」「私らしい私」を作り上げていける作業だと思います。



あなたにとっての夏はどんなイメージでしょう?



私とともに、新しい「私」を描いてみませんか?




 
 
 

コロナ禍が過ぎ、出勤のお仕事も増える中で、平日夜枠と土日の予約枠を御希望されることが増えてきました。休職中から始まったカウンセリングでも、復職後に継続していきたいという御希望もありますので、やはりこの枠の拡充は必要に迫られておりました。


カウンセラーを雇うというのは、とても難しい…です。

なぜなら、その人の仕事ぶりを直接見ることがなかなか難しいからです。

記録を見ても、論文を見ても、話を聞いても、クライエントの目の前にいるその人を見ることができないのです。

もともとの知り合いを誘って手伝ってもらうのが一番安心ではありますが、知り合いで雇用関係になるのも、いろいろと難しいです。

知り合いとはいえ、やっぱりその人の臨床の現場を見たことはないですから。

カウンセラーという仕事の特性上、仕事の質を担保することの難しさを感じずにはいられません。

これは、雇う側もそうですが、きっと雇われる側も同じような思いを抱えていますよね。


結局、試しに求人をして、新しい出会いにかけてみることにしました^^


*****


新しい出会いがうまくいくと、本当に人と関わっていくって、やめられないな…って思います。


*****


2025年3月から日曜日に新しいカウンセラーが勤務してくれています。


相手の話をきちんと聞ける、勝手に自分の話にしない、いろんな情報が入っていても、常に目の前のクライエントさんの姿から判断して、実際に話されていることを真摯に聞けること、こんなことが私の中での選択の基準だったかと思います。

こう書いていると、カウンセラーとしての資質というより、人としての資質に近いところを見ているな…とも思います。

でも、結局、どんなに心理学を勉強しているかとか、偉い先生の教えを受けているかとか、たくさん研修で学んでますとか、そういうことよりも、”目の前のクライエントさんを大事にできる基本的な姿勢”が何よりも大事で、それ以上のことは、必要に迫られれば、いくらでもあとで勉強していけるんですよね。


…と、これは私の考えです。


カウンセラーにもいろいろいます。

当オフィスでは、私が開業にあたって大事にしていることを、同じように大事にしてくれる人を選びましたが、その施設によって大事にするものはいろいろです。

ぐいぐいカリスマ的な資質で、アドバイスをたくさん繰り出すところでは、積極的でエネルギッシュなキャラクターがカウンセラーには求められるのでしょうし。


そんなこんなで、3月からカウンセラー2人体制です。

小さいオフィスですから、基本的にはカウンセラーは1人で勤務です。

新規予約の窓口と心理検査実施・フィードバックは代表の私が実施しています。

カウンセリングの中味については知り得ませんが、最初の予約のやりとりと心理検査で、私は担当カウンセラーではなくても、クライエントさんにお会いすることがあります。

この2人体制が、なかなか心地いい^^

今まで、最初から検査もカウンセリングもひとりで実施していたので、別角度からクライエントさんに関わる新鮮さと、人に任せられる心地よさを味わっています。

クライエントさんが担当カウンセラーを信頼していることが伝わってくるのも、なんか私が褒められてるようなくすぐったさを勝手に感じています。


まだまだ始まって1か月ですが、2人体制になってすぐに新規のお申し込みが立て続けに入ったことは、呼び水効果⁉でしょうか。

そして、その方々がきちんと継続相談されていることが、ひとまずの安心感です。

もちろん相性もタイミングもあるので、ドロップの数だけでは一概に判断できないのですが、続いていて悪いことはないはず^^


そして、嬉しいことに、鯉沼カウンセラーが日曜日だけでなく、平日夜枠拡充にも協力してくれることになりました。

徐々に拡大していく形になりますが、

夜枠はタイミング次第ですぐに埋まってしまいます…、御希望の方はどうぞお早めにお問い合わせください。


これからも、2人体制のカウンセリングオフィスつむぎをよろしくお願いします!


 
 
 

ついに ”Tsumugi MOM Café” が開催されました!


いつになったら始まるかしら?とだいぶ気長に構えていたのですが、

なんと、2025年1月に開催することができました^^

参加は2組の母子でしたので、本当にお友達がお家に遊びに来てくれた感じです。


まさに…私の想像していたまったり感♬


連れてきたお子さんも、それぞれの年齢特有の歩き方、話し方、対人交流のしかた^^

これこれ…週3くらいなら、すっごくかわいいと思えるやつ

(孫を見る目になってます)


ママたちの情報交換にはカウンセラーは戦力外でした^^

なにもアップデートできてないのは、ちょっと反省でしたが、

ママどうしで、いっぱい情報交換していました。

私が調べてお伝えするより、やっぱり生のママの声は力強い。

何を情報交換したかよりも、そうやって誰かとしゃべること…これが目的でした。


お子さんたちも思い思いに遊ぶし戦うし拗ねるし、

今日はよく寝てくれそうだ~と解散になりました。


子育てはどうやって子供を社会の一員に育てていくかの作業でもあります。

子どもだけが社会につながるのは、不可能。

子どもを社会につなげるには、まずはママが社会に出ていかないといけないんです。

でも、子どもを産んで、新生児の昼も夜もないお世話をしているうちに、

ママはどんどん社会から隔絶していくような気がしませんか?

今回参加したママも「ひきこもり状態」の経験あり。

それが 〝しんどい”と感じるママもいれば、

それが 〝幸せ~”と感じるママもいます。

どちらにせよ、引きこもっていては、ますます社会と離れるばかり。

社会と接するって、そんなに大げさなことじゃなくて、

毎日同じ時間に公園に行くようになれば、顔見知りができて、子どもたちがおもちゃの取り合いや遊具の譲り合いをして、話すようになるとか、

買い物中にママを探している子どもに声掛けするとか、

ベビーカーから落ちたものを拾ってあげるとか、

そんなことで十分きっかけになるんです。

「ちょっとした勇気」が必要なのかな…と思います。


そんな感想を持たせて頂いたMOM Caféでした。

地道に毎月開催していきたいと思います。

MOM Café 出身のLINEグループでもできるといいなぁと思いながら。

これからもばあば目線でママたちをつないでいきたいと思いますので、

気になっている方はぜひ、覗きにいらして下さいね。


次回の開催日時は、参加フォームの冒頭に記載してありますので、ご確認下さい。

お申し込みはこちら→  MOM Café Googleフォーム



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       MOM Café のご案内



特にコンセプトを決めずにやってみようと思っています。

集まったママたちで、作り上げてもらいたいなと思っているMOM Caféです。

少しでも気になったら、ぜひ参加してみて下さい。


お子さんが寝てしまって、家から出れない!

出かける準備も無理!

お子さんの体調不良…自分の体調不良の際は、

Zoomでオンライン参加してください。

声だけでもOKです。

お子さん寝ちゃったら、マットに寝かせておきましょう。

ベビーカーのまま部屋の中で寝かせてもOK。

ママさえ起きてればOKなので^^

お子さんの遊ぶものの御用意はないので、何かお気にいり持ってきてくださいね。

アレルギーの心配したくないので、食べ物は我慢して下さい。

水分補給はOKです。

赤ちゃんのミルク用のお湯は準備できます。

これからママになる妊婦さんも立派な「ママ」ですので、参加OKです。


ちゃんと、誰かと「つながっている」感覚を味わってください。


ママ業って、ひとりになる時間ないけど、孤独ですよね。

あなたはひとりじゃない、

お待ちしています。


詳細はこちらから →  Tsumugi MOM Café

お申し込みはこちら→  MOM Café Googleフォーム

お問い合わせはこちら→ main@office-tsumug.com


*お部屋の都合上、先着ママ5名になります。オンライン参加に制限はありません。

 5名以上になっていてお支払いが進めない場合は、メールにてご相談下さい。


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東京カウンセリングオフィスつむぎ(中央区日本橋)

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