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カウンセラー2人体制になって思うこと…

コロナ禍が過ぎ、出勤のお仕事も増える中で、平日夜枠と土日の予約枠を御希望されることが増えてきました。休職中から始まったカウンセリングでも、復職後に継続していきたいという御希望もありますので、やはりこの枠の拡充は必要に迫られておりました。


カウンセラーを雇うというのは、とても難しい…です。

なぜなら、その人の仕事ぶりを直接見ることがなかなか難しいからです。

記録を見ても、論文を見ても、話を聞いても、クライエントの目の前にいるその人を見ることができないのです。

もともとの知り合いを誘って手伝ってもらうのが一番安心ではありますが、知り合いで雇用関係になるのも、いろいろと難しいです。

知り合いとはいえ、やっぱりその人の臨床の現場を見たことはないですから。

カウンセラーという仕事の特性上、仕事の質を担保することの難しさを感じずにはいられません。

これは、雇う側もそうですが、きっと雇われる側も同じような思いを抱えていますよね。


結局、試しに求人をして、新しい出会いにかけてみることにしました^^


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新しい出会いがうまくいくと、本当に人と関わっていくって、やめられないな…って思います。


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2025年3月から日曜日に新しいカウンセラーが勤務してくれています。


相手の話をきちんと聞ける、勝手に自分の話にしない、いろんな情報が入っていても、常に目の前のクライエントさんの姿から判断して、実際に話されていることを真摯に聞けること、こんなことが私の中での選択の基準だったかと思います。

こう書いていると、カウンセラーとしての資質というより、人としての資質に近いところを見ているな…とも思います。

でも、結局、どんなに心理学を勉強しているかとか、偉い先生の教えを受けているかとか、たくさん研修で学んでますとか、そういうことよりも、”目の前のクライエントさんを大事にできる基本的な姿勢”が何よりも大事で、それ以上のことは、必要に迫られれば、いくらでもあとで勉強していけるんですよね。


…と、これは私の考えです。


カウンセラーにもいろいろいます。

当オフィスでは、私が開業にあたって大事にしていることを、同じように大事にしてくれる人を選びましたが、その施設によって大事にするものはいろいろです。

ぐいぐいカリスマ的な資質で、アドバイスをたくさん繰り出すところでは、積極的でエネルギッシュなキャラクターがカウンセラーには求められるのでしょうし。


そんなこんなで、3月からカウンセラー2人体制です。

小さいオフィスですから、基本的にはカウンセラーは1人で勤務です。

新規予約の窓口と心理検査実施・フィードバックは代表の私が実施しています。

カウンセリングの中味については知り得ませんが、最初の予約のやりとりと心理検査で、私は担当カウンセラーではなくても、クライエントさんにお会いすることがあります。

この2人体制が、なかなか心地いい^^

今まで、最初から検査もカウンセリングもひとりで実施していたので、別角度からクライエントさんに関わる新鮮さと、人に任せられる心地よさを味わっています。

クライエントさんが担当カウンセラーを信頼していることが伝わってくるのも、なんか私が褒められてるようなくすぐったさを勝手に感じています。


まだまだ始まって1か月ですが、2人体制になってすぐに新規のお申し込みが立て続けに入ったことは、呼び水効果⁉でしょうか。

そして、その方々がきちんと継続相談されていることが、ひとまずの安心感です。

もちろん相性もタイミングもあるので、ドロップの数だけでは一概に判断できないのですが、続いていて悪いことはないはず^^


そして、嬉しいことに、鯉沼カウンセラーが日曜日だけでなく、平日夜枠拡充にも協力してくれることになりました。

徐々に拡大していく形になりますが、

夜枠はタイミング次第ですぐに埋まってしまいます…、御希望の方はどうぞお早めにお問い合わせください。


これからも、2人体制のカウンセリングオフィスつむぎをよろしくお願いします!


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