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kasugaimidori

カウンセラーの選び方

皆さん、どうやってカウンセラーやカウンセリングルームを選ぶのでしょう?


私は、何か物を買ったり、美容院や医療機関を探すとき、わりと全部の情報を見てから決めたい!と思う方で、昨今は情報量が多すぎて、結局は全部チェックしきれずに決めてしまうのですが、やっぱり入り口は、なるべく…といろいろネットサーフィンしてしまいます。

おかげで、最後はいつも疲れて、投げやり…。

いえ…最後は結局、インスピレーションで決めているかも知れません。

自分のロールシャッハの結果は結局もっていないので、もう永久にわかりませんが、

きっと「超」がつくちょっと手前の「内向型」なんだろうな…と思っています。


あらゆる可能性を吟味して物事を判断したり決定したりするタイプと、直感的に好き嫌いで判断するタイプ、この2タイプで人を見ようとは、何ともうまいこと考えたなぁと思います

これは、心理テストの中の分析なんですけどね。

こうやって2つのタイプに分けますが、完全にどちらかしかやっていない人はきっといないと思うのです。それではうまく生きていけないから。

どちらかに重心が傾いていることはあるけれど、傾きが強くてにっちもさっちもいかない時に、えい!と反対側に傾くことができる力もあるのです。

そんな時、人は「投げやりになった」とか「考え直した」「こころを入れ替えた」「どうでもよくなった」とか、一生懸命自分に言い訳して、いつもとは違う判断をした自分をフォローします。なんか恥ずかしいらしいです。

でも、こんな風にジャンプできるって、チャレンジできるって、ある意味すごいことだと思うのです。今の自分じゃいけない、凝り固まりすぎだ~って気づいて、転換してみる。

そんな柔軟性を持っていることに、もっと感動してもいいんじゃないかなと思います。


話しが脱線しすぎましたが、カウンセラーを選ぶ時、カウンセリングルームを選ぶ時、何を基準に選ばれていますか?

ホームページを見たり、書かれている内容からカウンセラーの人柄をうかがってみたり、部屋の様子から、カウンセラーのもつ感性をうかがってみたり、カウンセラーの経歴や職歴、拠り所としてる流派や学派を読み込んでみたり、どんな病気や障害に精通しているか…。


開業にあたり、選ばれる方がどんなところを気にされているのかなぁと考えながら、ホームページを作成したり、お部屋を整えたりしていました。

本当はお問合せ頂いた方すべてに、「なんでうちを選んでくれたのですか?」と聞きたいのですが、聞かれても困る方多いですよね?あまり深追いはしません…。

そうなんです、「聞かれても困る」。

結局は、感性であったり、インスピレーションであったりが一番のきっかけだったりするみたいです。

そこに常日頃、理由を大事にされている方は、〇〇が良さそうだったからとか、理由付けをするみたいです。こういうタイプの人は、理由を聞かれると答えてくれます。


口コミ情報も大事ですが、この「感性」が合うかどうかが、本当に自分が続けて通えるカウンセリングに出会えるかどうかにつながるのではないかと思っています。

心の世界の口コミ情報は本当に難しい。

感じた方がもともとどういったタイプの人なのかわからないから、その人と同じ感じ方をするかどうかが全く当てにならないので。


経営相談のようなところに相談にいくと、よく「もっとあなたの意見や考え方をブログや自己紹介でたくさん書いてアピールして下さい。」って指導されます。

利用する人からしたら、どんな人がカウンセラーなのか、より多くの情報を持てる方が安心できるから…。

確かにそうですよね。

でも、カウンセラーにとっては、これがとっても難しかったりするんです。

私が私であることを表現することは大事なことでもあるけど、

カウンセラーはクライエントの「鏡」になることが重要な役割です。

カウンセラーに話してカウンセラーにどう理解されるかを通して、自分を見つめなおす。

そんな時に、カウンセラーの鏡が、もともと痩せて見えるとか、広がって見えるとか、スモークがかかってるとか、色がついてるとか、そんな鏡になってしまっていると、とっても見えづらい「鏡」になってしまいませんか?

今映ってるものが信用できるかな?と思ってしまいませんか?

そんなことを危惧すると、結局、「私」をアピールするようなことできなかったりします。


そして、やっぱりいきつくのは、感性であるとか、物事の考え方捉え方というような、なんとなく持っている雰囲気のような漠然とした空気感。

これがアンテナになって、引っ張っているような気がします。


私は全く畑違いな分野なので、何度も心が折れそうになりましたが、一番集客に大事なホームページの作成を専門業者に委託しませんでした。

内容や見てくれはともかく、代表の私が好きな色や雰囲気やデザインを選んで、私の持っている「感性」が伝わるホームページを作りたかったのです。

「雰囲気」だけでも…ね。

SEO対策とかなんたらゼーションとか、いろいろあるけど、

そこは後々専門家に助けてもらうとして。。。

プロフィールやブログは、どう書くかいつも悩みますが、私が心がけていることなどが伝わるように書くようにしています。

それが、マーケティングや経営のプロから見ると、なんだか戦略がぼやっとしていてはっきりしなくて、「これじゃ売れん!」と思うみたいですが。。。


お部屋についても、つむぎの最初は、オフィスの会議室を利用してのカウンセリングでした。カウンセリングルームっぽくない、仕事っぽくて嫌だと思われる方もいらっしゃるみたいですが、私は会議室のもつ「話し合う」雰囲気が居心地よく感じていました。

”じっくりあなたについて話し合いましょう”そんなイメージです。


移転先のお部屋を整えるときに、いろんなカウンセリングルームの画像を検索しました。

カウンセリングルームを見るだけで、「ここには行きたくない」「ここには行ってみたいな」と意外にもはっきりと感じました。

そういえば、以前開業したてのクリニックのカウンセリングルームの家具を自分で選ばせてもらったことがあるのですが、2人のカウンセラーで選んだ家具の雰囲気が全く違ったことを思い出しました。同じ学派だったのですけれど。

たくさんのカウンセラーが在籍しているところでは、この選び方は不向きですが、個人の開業であれば、「通いたいお部屋」かどうかは大事かも知れません。


戦略としては不確かですが、つむぎにいらして頂いているクライエントさんを見ていても、「思っていた感じと全然違った」と落胆したり、意外そうな顔をして帰られた方はとても少ないように思います。そういったケースは0ではありませんが、そういう場合はむしろ、1回で解決すると期待されたり、2-3か月に1度くらいや、思いついた時に来たいというような、カウンセリングそのものへの理解が違ったケースが多いように思います。


クリニックや学校など、雇われていた先で初回のカウンセリングをすると、少なからずそう思われてカウンセリングが継続しないケースは結構あります。

カウンセリングでお会いする前に、この「感性」を確認できないせいなのかなと感じています。


ですから、カウンセラーやカウンセリングルームを選ぶ時、「なんかいいかも」と思う感覚を大事にしてみて下さい。

そして、そう思われたのなら、あまり訳を考えずに、一度そのカウンセラーに会ってみることをお勧めします。


行くかどうかを迷うくらいなら、一度会ってみてから、続けるかどうかを迷ってみて下さい

あなたの五感をフル活用してから、通うかどうか考えてみて下さい。

そのカウンセラーの意見や得意分野、経歴も大事な情報ですが、これに引っ張られすぎると、求めているものが違ったと傷ついたり、落胆したりする可能性が高くなります。


一度カウンセラーとのマッチングに失敗すると、なかなか「さあ、次!」とはなりづらいものです。

数打てばいつかは当たるかも知れませんが、できれば1人目で「当たり」にしたいですよね


まずは、お問合せ下さい。






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