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どんなところでカウンセリングをするのか、初めていらっしゃる方には気になるところですよね。カウンセリングオフィスつむぎのカウンセリングルームにいらっしゃるまでの環境をお伝えしたいと思います。


カウンセリングオフィスつむぎには、有楽町駅、日比谷駅、二重橋前駅、銀座駅、東京駅と5駅から徒歩でいらっしゃれます。

ご自宅からいらっしゃりやすい路線を選ぶのがメインでしょうが、

人目を気にする方は日比谷駅や二重橋前がお勧めです。

オフィス街を歩くので、お昼時や通勤時でなければ、人通りはそれほど多くありませんし、すれ違うのはビジネス関係なので、あまり周囲を気にして歩いてはいません。

さらに土曜日であれば、本当に通りは静かです。

行きや帰りにお買い物など、お散歩をして気分を変えたい方は、銀座駅や有楽町駅のご利用がお勧めです。カウンセリングは時にその気持ちをひきずり、うまく切り替えができないこともあります。終わった後、少し銀ブラをして気持ちを落ち着かせるのも良いと思います。

また、知る人ぞ知る丸の内をぐるぐる回る「無料バス」の停留所が、オフィスの近くにあります。お時間は少々かかりますが、うまく利用すると、雨の日など、とても便利です。


カウンセリングオフィスつむぎは、「新日石ビル」というオフィスビルの5階にあります。

完全なオフィスビルなので、全くカウンセリングや心療内科クリニックのような雰囲気はありません。受付もありませんので、直で5階まで上がっていただけます。

ちなみに同じビルの2階に三井住友銀行、右隣のビルにUFJ、左隣のビル地下にはコンビニが入っています。

入り口に大きなモニターがあり、びっくりされるかも知れませんが、こちらコロナ対策で体温を測るモニターになりますので、ご安心下さい。誰かに見られているわけではありません。そして、入り口とエレベーターホールに豊富に消毒液が置かれていますので、御利用下さい。

5階のエレベータホールを降りると、廊下側に各オフィスの看板があります。カウンセリングオフィスつむぎは「株式会社ウェルソック」内にありますので、こちらの看板を目印にお越しください。廊下の

突き当りに、ウェルソック入り口とソファが置かれています。

こちらに到着されたら、内線電話ではなく、通常のお電話かSMSでカウンセリングオフィスつむぎにご連絡下さい。入り口がオートロックになっていますので、お迎えにうかがいます

ちなみに御手洗いははオフィスの中にはなく、オフィスとは反対側サイドの廊下側にありますので、御利用されたい方は、先に行かれることをお勧めします。とても綺麗です^^


いよいよカウンセリングルームです。入り口入ってすぐ左側の赤い扉のお部屋がメインのカウンセリングルームになります。普段は会議室として使われているお部屋です。

3つの会議室がつながっていますが、基本的には同時に使用されることはありませんので、静かな環境です。お部屋の一部がガラス張りで足元だけ見えるようになっているので、人の出入りがあると、わかるようになっています。


カウンセリングルームの様子をイメージできることで、カウンセリングにいらっしゃるまでのストレスができるだけ軽減されることを願っています。

ご心配なことがあれば、お気軽にお問合せ下さい。

お問い合わせフォーム、お電話、SMS、LINEの公式アカウントからもお問合せ可能です。


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カウンセリングオフィスつむぎでは、精神分析的心理療法を基本スタイルとして、カウンセリングを実施しています。初回でお話を伺った上で、このスタイルのカウンセリング適応だと判断した場合、基本的には、「同じ時間、同じ場所、同じ曜日に」来て頂けるようにお願いしています。カウンセリングでお話する内容は何でもいいし、好きに使ってもらっていいけれど、時間と場所と曜日を守ること、これだけお願いします…って。


これを聞いた時、どう思うでしょうか?

そんなの簡単、ちゃんと来ますよ。

仕事がイレギュラーだから、約束なんてできない。

え、時々休んでもいいよね。

その日調子がいいか悪いなんてその日しか分かんないから、来れるかわかんない。

毎日来れなければ、カウンセリングしちゃいけないのかな、やめようかな。


いつも同じ時間、場所、曜日。これだけのことを守るのが、結構難しいことが多いのです。

このミッションをどう守り、こなしていくかのやり方は、その人の今までの人生を如実に反映しているとさえ言えるくらいです。

クライエントさんがカウンセリングで言葉にできない思いを、時間通りに来る来ない、リスケやキャンセルを繰り返すなどの行動で表すこともあります。

約束の主導権をめぐって、マウンティングを取ったかのように感じる場合もあります。


約束の日時まで「待つ」ことができるには、相手を「信用する」ことができること、何か動揺するような心の動きがあっても、それを自分の中に約束の時まで「抱えておく」力が必要なのです。

簡単なようですが、「同じ」を守るのは、なかなか大変なことなのです。


じゃあ、この「同じ」が守れないなら、カウンセリングしちゃいけないのでしょうか?

カウンセラーが最初にこのきまりを守るようにお願いするのは、

それができるようになることが、最初のステップだと考えているからです。

最初から誰もができるとは思っていませんし、それくらい難しいミッションだということも理解しています。

でも、そのミッション達成を目標とすることが、カウンセラーとクライエントの関係性を守ること、何よりもクライエントが自分自身を大事にし、見つめるために、他の要因よりも自分の時間を優先させるという意味で、大事なステップになると考えます。

約束の日時を守れなかったクライエントさんが、守れるようになった頃には、まだいろいろ悩みがあったとしても、1つのステップを踏んでいて、もう自力で進むことが可能になったことを意味することでもあります。


「では、また来週お待ちしていますね。」

「じゃあ、また来週お願いします。」

このセリフが、とても懐かしく心地よいものになっていくでしょう。

あなたには、帰る場所があるのです。待ってくれる人がいるのです。

それを人工的に作るのが「カウンセリング」です。


「では、また」



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カウンセリングや心理療法を受けてみようかと思い、いろいろ調べると、よく治療者自身がうつ病から抜け出しましたとか、ひきこもりでしたとか、自分も発達障害を持っていますとか、アダルトチルドレンですとか、今なら流行りの自分もHSPです…というように治療者自身の体験を”売り”にしていることがよくあります。確かに同じ悩みを持っていた人がその悩みを克服し、日常の生活を送っている、さらには人を助ける側にいるとなれば、その話を聞いてみたくなるし、同じ方法で克服できるかも知れないという希望も持てます。ただ、治療者として、それを前面にアピールすることは、とても危険なことだと思うのです。


カウンセラーやセラピストが何らかのトラウマ体験や病気の体験、障害の体験があること自体が問題なのではありません。確かにそうした体験をしている治療者の方が、当事者の気持ちをよく理解できるかも知れません。ただの体験者としての相談者になるのか、そうした体験によって治療者としての奥行きを深めた心理士になるのかは、この体験の扱いにかかっているとも言えるのです。


カウンセラーも人間ですので、様々な感情体験をしてきています。特にこういう仕事を選ぶということは、自分の抱える問題や悩みについても人一倍を興味を持ってきた人に違いありません。心理士になるきっかけは同じ悩みを持つ人を助けたいと思うところからだったかも知れません。だとしても、どんな人の相談も受けようという心理士ならば、自分はこんな体験をしてきた、こんなことを克服してきたから!と大きな声で言うことはありません。


心理士になる過程で、個人分析を受けたり、スーパーバイズを受けたりしながら、心理士は自分の痛みに直接触れる経験をします。その痛みをまず「知る」ことで、自分の「弱さ」や「強さ」「鈍さ」などを自覚するのです。それを必ずしも治す必要があるわけではないのですが、その「存在」を目をそらさずに把握すること、それが心理士になるためには求められるのです。なぜなら心理士は、自分の「こころ」や「感情」がどうクライエントに対して反応するかを体験し、この体験からクライエント理解をするように訓練を受けるからです。ですから、クライエントと同じ体験をしたことのある心理士ならば、確かに共感はしやすいかも知れませんが、自分の感情にも引きずられやすい危険性も併せ持っているのです。そうした目に見えない戦いを心理士は自分の中で見つめ、純粋にクライエント理解につなげていかなければなりません。この戦いの意味を理解している心理士ならば、自分の経験を公言できないし、する必要性を感じないわけです。


あまりに自己開示をしている心理士には御注意下さいね。

でも、悪い人ではありませんよ。

そんな事情を御理解頂いた上で会ってみて頂きたいと思います。


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東京カウンセリングオフィスつむぎ(中央区日本橋)

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